世界で無名だったNumber_iを引き上げた“大物助っ人”の正体 “滝沢マジック”連発でアジア進出加速か
アジアの大物アイドル
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太で結成した3人組男性グループ・Number_i(ナンバーアイ)がデビューからわずか3カ月余でアメリカ・カリフォルニア州で開催された世界最大級の音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival 2024」(以下、コーチェラ)に出演し世界進出に向けて大きな足跡を残した。その“助っ人”となったのがインスタグラムのフォロワー3300万人を誇るアジアの大物アイドルだ。 【写真】「最高すぎ」とファン歓喜…平野紫耀が公開したナイトプール姿、お魚との接近ショットも
コーチェラのステージを観覧した音楽ライターがこう話す。 「Number_iの3人が出演したのはコーチェラ内のアジア企画『88rising Futures』のステージ。『FUJI』『GOAT』の2曲を歌い終えた後、黒い覆面の男がいきなりステージに乱入して激しいパフォーマンスを始めると、会場の熱気が一気に高まりました。途中で覆面を取り素顔を見せたらその人物は何と香港出身のジャクソン・ワンでした。事前に噂が流れてはいましたが、こんな大物がNumber_iに合流するとは驚きましたね」 ジャクソン・ワンと聞いても日本ではピンと来ない人が多いだろうが、実は世界的なスーパースターなのだ。1994年香港生まれの歌手、俳優、ダンサーで本名は王嘉爾(ワンガイ)。2011年に現在TWICEやNiziUらが所属する韓国の大手音楽事務所「JYP」のオーディションに合格して、7人組ボーイズグループGOT7のメンバーとして14年にデビューした。同グループのYouTube総再生回数は累計10億というグローバルな人気を集めているが、17年に中国国内で活動するため個人事務所「Team Wang」を立ち上げ中国のバラエティー番組への出演や欧米をまたにかける音楽活動、ビジネスを開始。アジアの才能を世界に発信しコーチェラのステージも企画している音楽集団「88rising」にも所属しており、ソロ曲を「88rising」からリリースしている。 「父親は中国代表フェンシングチームのアジア大会金メダリスト、母親は体操中国代表で元世界チャンピオン選手。本人もフェンシングの香港ジュニア代表チームに加わりアジアジュニア金メダリストに輝くなど運動神経は抜群でキレッキレのダンスパフォーマンスには定評があります。個人のYouTubeチャンネル登録者数は517万人とNumber_iの7倍近くに上ります」(前出の音楽ライター)