世界で無名だったNumber_iを引き上げた“大物助っ人”の正体 “滝沢マジック”連発でアジア進出加速か
LINEで“ともだち”に
ジャクソンは昨年のコーチェラにも出演して会場を熱狂させただけに今年の観客も大いに沸かせたようだ。 「ステージ直後、『GOAT』がアメリカのiTunes総合チャートで10位にランクインしたのもジャクソンの影響力によるものでしょう。4人が肩を組んだり手をつないだりする姿が次々と報じられたことでNumber_iの存在を世界に知らしめることができたようです。平野とジャクソンがLINEで“ともだち”になったことも話題になっていますし、帰国後のインスタライブで3人は『めちゃくちゃいい人』『優しい』とジャクソンにベタ惚れです」(同) デビュー半年にも満たない日本のアーテイストがコーチェラに出演するというのは稀有な出来事だが、世界的な大物とのコラボも快挙といえそう。特に平野は昨年11月に香港で開催された「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」初のメンズ プレフォールコレクションにゲスト参加。年明けに「ルイ・ヴィトン」とパートナーシップを結んでパリで開催されたルイ・ヴィトン2024-25年秋冬メンズコレクションのショーにも出席するなど世界進出への道を着実に歩んでいる。 これらはNumber_iが所属する事務所「TOBE」の滝沢秀明社長の人脈をフル動員した結果だろうが、スピード感をもって次々とファンを驚かせている点ではまさに“滝沢マジック”と言えそう。しかも、このマジックはこれからさらに拍車がかかりそうなのだ。 Number_iは2006年創刊の韓国のファッションカルチャー誌「MAPS」と、5月3日に創刊される日本版「MAPS JAPAN」の表紙を飾る。写真はBTSやLE SSERAFIMらの撮影を手がけているカメラマンのパク・チャウク氏がわざわざ来日して東京で撮影した。現在、「MAPS」の韓国本社と日本支社に中国、香港、台湾などの業者から問い合わせが相次ぐなどNumber_iの存在感が海を越えて広がっているが、実はジャクソンも3年前に「MAPS」の表紙に登場している。