一ノ瀬さん：僕は人と会うのが好きなので、休みの日は友達と会うことが多いのですが、自分一人の時間も欲しいというか、今、やりたいことがすごく多いんです。お芝居のこと以外だと中国語や韓国語の勉強とか。あと、自己啓発系の本もよく読みます。それに、歌うことも好きで伴奏がしたくてギターの練習をしてみたり、運動もしないとなって。家にいるときは30分刻みのスケジュールでタイマーをかけて行動したりして、なんだかせわしなく生きています（笑）。

　間宮さん：すごい、生産的な人だ！

　一ノ瀬さん：たぶん、あんまりよくないです。

　間宮さん：いや、いいと思うよ。

　一ノ瀬さん：間宮さんは、仲の良い人と一緒にいるときと今とで違う感じですか？

　間宮さん：ベースはそんなに変わらないと思うよ。会う人はある程度決まっていて、お互いの家を行き来していて……僕は生産性がないですね（笑）。野球を見たり、歌番組を流したりしながら、ただしゃべってるだけですから。あと趣味でバス釣りもするんですけど、それも釣って放します（笑）。毎週会っている友人は15、6歳くらいからの長い付き合いですね。

　一ノ瀬さん：なるほど～。僕は「どうするのがいいんだろう？」という迷いがあるから、あれもこれもってやってしまうんだろうな。

　間宮さん：言語もそうだし、勉強してステップアップするのは超重要だと思うよ。

　一ノ瀬さん：何か、必要だなと思っていることってありますか？

　間宮さん：外国語もそうだし、フィジカル的なトレーニングも全然してないからなぁ。本も小説とかを読むのは好きだけど、ビジネス書や実用書は読まないから、ダメだなぁって（笑）。

　一ノ瀬さん：僕は焦ってばかりなので、間宮さんみたいな落ち着きが欲しいです（笑）。

　――最後に、作品を楽しみにしている視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

　一ノ瀬さん：僕は出演しつつ、一視聴者として一気見してしまったくらいこの作品にハマりました。登場人物も多いですし、鑑賞するのに体力が必要かと思われがちですが、まとまりがあって気がついたら引き込まれている作品です。一番感情移入できるのは主人公のタモツですが、登場するキャラクターはみなさん魅力的なので、気になる推しのキャラを見つけても楽しいと思います。