【巨人】完封ならずも2か月半ぶり2勝目のグリフィン「勝てたのでそれですべてです」
◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム0―2巨人(15日・エスコンフィールド) 2か月半ぶりの白星を目指して先発した巨人・グリフィン投手と日本ハムの先発・金村尚真投手の投手戦で8回まで0-0で進んだ試合は9回に主砲・岡本和真内野手が11号2ランを放ち、試合を決めた。グリフィンは来日初完封こそ逃したが、最長の8回2/3を投げ、開幕2戦目の3月30日・阪神戦(東京D)以来となる2勝目を挙げた。 【巨人・グリフィン投手のヒーローインタビュー】 ―ファンの声援はどう聞こえた? 「もし東京からいらしてる方がいるのならば、遠いところから来ていただきましたし、心強く思って投げられました」 ―(降板してから)最後はどんな思いで見ていたか 「9回のことで言うと、昨日の(完投した)戸郷に続こうと思っていました。最後はリリーフの力を借りましたけど、9回にマウンドにあがった時はそういう気持ちでした」 ―9回も投げるのは初めて。阿部監督から直接言われたのか 「8回が終わった段階で誰からも何も言われなかったので、まだ投げるんだなという気持ちで準備していました」 ―どんな気持ちで9回のマウンドに 「マウンドにあがる時に声援が聞こえたので、その声援に背中を押されてあがりました。完封することはできなかったですけど、勝てたのでそれが何よりです」 ―今季は悔しい時期もあった。特別な勝利になったのでは 「これで元の、本来の姿に戻れたらいいと思っています。苦しんだ間は投手コーチとかそれ以外も色んな人に助けてもらって、その方々の助けがあって今日の好投がありました」 ―最後まで投げ切りたい思いは? 「もちろん最後まで投げ切りたいと思いましたし、(9回2死からの遊ゴロか内野安打かの)リプレー検証がどうかなと思うところはありましたが、勝てたのでそれですべてです」 ―チームは2連勝。代表してファンにひと言 「自分もそうですし、チームとしても、みんなでなんとか頑張ってもっと貯金を増やせるように、いいゲームができるようにやっていきたい」
報知新聞社