『ヒロアカ』第7期第14話 障子の声よ届け!/西田雅一インタビュー
2024年5月4日(土)にスタートした『ヒロアカ』アニメ7期の第14話先行カット&予告編が到着! 【関連画像】第14話先行カットなどをチェックする(写真10点) 『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中、堀越耕平氏による大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』、通称 “ヒロアカ” は、“個性” と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久、通称 “デク” が、社会を守り、“個性” を悪用する犯罪者 “敵<ヴィラン>” に立ち向かう “ヒーロー” になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語が展開するヒーローアクション。 2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻までで、なんとコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破! ジャンプ本誌での連載も、現在すさまじい熱量のクライマックスに突入している。 “ヒロアカ” のTVアニメシリーズ第7期は5月4日より毎週土曜夕方5:30読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送が開始。 先週放送された7期第13話「連なる星霜」では、いよいよ雄英《天空の棺》に到着したデクと、死柄木弔=オール・フォー・ワンの凄まじい直接対決が描かれた。デクはこれまで温存してきた “個性” ワン・フォー・オールの2代目継承者の “個性” である「変速」を発動させ死柄木を圧倒! その超絶バトルシーンにSNSには「デクかっこよすぎ」「作画がプルスウルトラしてる」「もうこれは劇場版なのよ」など、興奮と称賛の声が多くあがっていた。 <第14話「しょーじくんといっしょ。」> 舞台は変わってセントラル病院付近の戦場へ。オール・フォー・ワンが決戦の “鍵” としている敵<ヴィラン>黒霧を奪還するため、スピナーと、異形系の “個性” を持つ敵<ヴィラン>がセントラル病院に突進。その中には一般人も含まれており、彼らは “異形系” の “個性” からなるその姿により社会から迫害されてきた。荒廃した日本の中でその積年の恨みを爆発させ、敵<ヴィラン>たちと決起していたのだった。そこに、同じく異形系 “個性” を持ち、幼い頃に酷く迫害され傷つけられた過去を持つ障子目蔵<テンタコル>が立ちはだかる! 傷つけられた過去があるから今度はこちらが傷つける……。その行動に意味と未来はあるのか。障子が懸命に叫ぶ! 果たしてその声は届くのか……!? 第14話の先行場面カットの公開にあわせて、TV未放送の30秒予告編も公開に! 予告を見て『ヒロアカ』放送を待とう。 そして、今回のキーキャラクターである、雄英高校ヒーロー科1年A組の障子目蔵を演じる声優の西田雅一の、アフレコに臨んだ際の気持ちなどを綴った、放送に向けたショートインタビューが到着! アフレコに際して「プラスになると思った事は全てやって収録に臨んだつもりです」と西田。 「メッセージ性のある回でもあるので、演技の内容によっては堀越先生の意図したものを崩してしまう可能性もある。原作を読んだ時点で、アニメになった時私にはハードルの高い仕事になると思いました」と、今回の話の難しさも語っていた。 障子の懸命な叫びは届くのか? 放送をお楽しみに! 【インタビュー全文】 ■雄英高校ヒーロー科1年A組の障子目蔵役西田雅一ショートインタビュー ――ここまでのヒロアカ7期の物語を、出演者、そして視聴者としてどのように感じてらっしゃいますか? 西田:もう凄まじい回の連続なので、思わず息をするのも忘れてしまうように見入ってしまっています。アニメーションも音も素晴らしいですし、声優の方々の演技の迫力にも圧倒されています。素晴らしいチームで作られている作品だと改めて感じていて、そこに参加出来ている私は幸せだと思います。 ――「しょーじくんといっしょ。」のエピソードを原作で読んだ時の感想を教えてください。 西田:障子くんにスポットライトが当たり過去の事も描かれていて、読者としてはとても興味深かったのですが、一方で演者としては正直不安が一番でした。ここを違和感なく見て頂けるように演じられるか。メッセージ性のある回でもあるので、演技の内容によっては堀越先生の意図したものを崩してしまう可能性もある。原作を読んだ時点で、アニメになった時私にはハードルの高い仕事になると思いました。 ――アフレコにはどんな気持ちで臨まれましたか? 西田:とにかく少しでも質を上げたかったので、まだアフレコ予定も全くない頃から、イメージをしたり声に出して試す事をしていました。身体も出来る範囲ですが鍛えたり、アフレコ現場に残って他のメンバーの決戦の熱量を体感して覚えておくなど、とりあえずプラスになると思った事は全てやって収録に臨んだつもりです。当日の収録では、監督やスタッフの皆さんのお力で、障子くんのいる場所まで持ち上げて頂きました。 ――「しょーじくんといっしょ。」と、今後のヒロアカ7期放送を楽しみにしている皆さまにメッセージをお願いします。 西田:たくさんの制作スタッフの皆さんによって、きっと真っ直ぐに届く回に仕上げて頂いていると思います。何よりチームの一員として「しょーじくんといっしょ。」を一緒に作り上げることが出来てとても嬉しく思います。ご覧頂く皆さまにとってどのような回になるのか……どうぞじっくりとご覧頂けたら幸いです。そして、この先もプルスウルトラな回が目白押しなので、引き続き皆さまと一緒に7期を楽しみたいと思います。 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメージュプラス 編集部