寒風に揺られ干し柿甘~く 徳島・つるぎ町で生産最盛期
つるぎ町で特産の干し柿作りが最盛期を迎えている。生産者宅の軒先につるされたオレンジの実が風に揺れ、山里を彩っている。 柿谷曜一朗、今季限りで徳島ヴォルティス退団 「再びJ1へ」貫き続け 同町半田長野の田村兼雄さん(86)愛子さん(85)夫妻は7日から渋柿「一宇大和柿」を収穫。皮をむいて水洗いし、自宅の庭先に約1500個をつるした。剣山系の白滝山(標高1526メートル)から吹き下ろす寒風に1カ月ほどさらして自然乾燥させ、12月中旬には干し柿に仕上がる。 今年はサルによる食害などで、収穫量が例年の3分の1ほどになったという。田村さん夫妻は「数は少ないが、おいしい干し柿になると思う」と話した。干し柿は同町の道の駅・貞光ゆうゆう館で販売する予定。