史上最高額は誰だ?日本人選手の歴代市場価値ランキング14位。30歳でもさらに進化!? 移籍後に9億円アップ
時代によって選手の価値は変動するが、最も価値が高かった選手は誰なのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、各選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。 ※価格が並んだ場合の順位は上記サイトに準拠。市場価値は12月26日現在
14位:遠藤航(現リバプール) 生年月日:1993年2月9日 当時の所属クラブ:リバプール(イングランド) 最高市場価値:1300万ユーロ(約18.2億円) 更新日:2023年10月8日(当時30歳) 遠藤航は30歳とベテランの域に入りつつも、いまだ進化し続けている。 今夏リバプールに加入した遠藤は、昨季終了をもって退団したブラジル代表MFファビーニョの代わりとしてアンカーポジションを任された。前所属シュトゥットガルトでの市場価値は650万ユーロ(約9.1億円)だったが、リバプールへのステップアップで市場価値が急上昇。ドイツ時代の約2倍となる1300万ユーロ(約18.2億円)までアップし、日本人選手の歴代市場価値ランキング14位まで上り詰めた。 当初はプレミアリーグ特有の強度の高さについていけず、アンカーとして不安が残るプレーが目立っていたが、徐々にパフォーマンスが安定。最近では出足の鋭いインターセプトやタックルで相手のチャンスを“潰しきる”ことができるようになり、ブンデスリーガ「デュエル王」の名に恥じない球際の強さ・守備力を発揮している。 30歳であることを考えると、普通であればここからぐっと市場価値が上昇する可能性は低い。しかしながらリバプール移籍による市場価値の上がり方を見れば、まだまだ市場価値が上がり続ける可能性がある。現状、遠藤と同じくリバプールでアンカーを務めていたアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターは負傷により戦列を離れており、ここでの活躍が今後の市場価値に直結するだろう。
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