瞑想は毎朝5時から!ジゼル・ブンチェンの命を救ったモーニングルーティン
「今回の水星の逆行はかなりキツイ」。ハーバルサプリメントメーカーGaia Herbs主催のグループ瞑想イベントで、ジゼル・ブンチェンは開口一番こう言った。「この数週間は控えめに言っても大荒れよ」 すがすがしい秋晴れの朝。ニューヨークシティの屋上で、私はジゼルが国際的なスーパーモデル兼作家である前に1人の人間であることを思い出していた。 Gaia Herbsのウェルネスアンバサダーを務める43歳のジゼルは、瞑想とヨガに熱心なことで知られる。でも、以前のジゼルは違った。むしろ、20代前半に体を壊すまではセルフケアのセの字もなかった。それがいまでは毎朝5時からセルフケアに取り組んでいる。 「それで私の人生は180度変わった。自分が生まれ変わったみたいに」とジゼル。「私の命を奪ってもおかしくなかった出来事が、私に新たな命を吹き込んでくれた」 今日のジゼルのルーティンは“とても”変わっているように見えるけれど、そのおかげで彼女は今日まで生きてこられたのかもしれない。ジゼルの生命力の源とも言える毎朝のルーティンをアメリカ版ウィメンズヘルスから見ていこう。
瞑想は朝5時スタート
瞑想はジゼルに集中力をくれる。 「昔は朝起きてすぐタバコを2本吸って、ホイップクリーム入りのモカフラペチーノを飲んでいた」と、瞑想イベントのステージで10代の生活を振り返るジゼル。カフェインとニコチンの影響で夜は眠れず、寝付くために赤ワインを飲む毎日。当時の彼女は重度のうつ病と不安障害も抱えていた。 20代に入ると、ジゼルの体はアップダウンの激しい生活に耐えられなくなり、副腎がシャットダウン。幸いジゼルは、食生活の改善、禁煙、運動、ハーバルサプリメントで人生を軌道に戻した。 今日のジゼルは、コーヒーとタバコではなく、ジョギングや瞑想、ヨガやブレスワークで目を覚ます。 ゆっくり瞑想をするときと、スヌーズを押して朝からバタバタするときとでは脳の働きも違うそう。 「まだ暗くて、みんなが寝ている時間帯は酸素マスクをつけているような感じ。それで体が充電される」