大阪産大附高右SB尾原煌太(1年=ヴィッセル神戸伊丹U-15出身)が相手のサイド攻撃に対応(Taro YOSHIDA)

[4.28 関西 U-16 ～Groeien～G1第1節 大阪産大附高 0-4 京都橘高 ダイセル播磨光都第1G] 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 「自分たちは昇格したチームなんで、チャレンジャーの立場で試合に臨んだんですけど、開幕っていうのもあって、(硬くなってしまい、)ちょっと後ろに下がり気味でプレーしてる部分もみんなあったと思います。次の試合からは、前からどんどんチャレンジャーとしてチャレンジして行って、勝てるようにしていきたいと思います」 「関西U-16 ～Groeien～2024」でG1リーグへ昇格した大阪産大附高(大阪)は、開幕戦で0-4で敗戦。前半は昨年のG1リーグ王者・京都橘高(京都)と渡り合っていたが、前半35分にセットプレーから失点すると、後半に3点を奪われた。 　DF佃井大悟がAチームに合流中。代わって、チームを引っ張った右SB尾原煌太(1年=ヴィッセル神戸伊丹U-15出身)は、チャレンジする姿勢に加え、「1個のミスとか、1個の対人の守備とか、決め切るところがやっぱり自分たちには足りないと思います」と指摘していた。 　自身のプレーについても、「下がり気味になってしまって、自分の持ち味の前に攻撃するプレーっていうのはあんまり出せませんでした。守備もクロスを簡単に上げられてしまったりしたので、そこは相手の強度に早く合わせていきたいと思います」と反省。この日、G1リーグの基準を体感したほか、ピッチ外での他校との違いも学んだ選手たちは意識を変えて日常を過ごす。 　尾原は大産大附の1年生について、「元気が良いと思うし、私生活はまだまだのところもあるかもしれないですけど、そこは僕中心に良い方向に持っていきたいと思います」と語る。この日は181cmの左SH西岡慎平やFW豊原健斗が推進力を発揮。また、左利きのMF松田一輝や182cmCB桝井汰一が中心となって強敵に対抗した。 「関西U-16 ～Groeien～」でライバルたちから学びながら成長すること。尾原は「(個人としては)自分がいれば安心するというか、『オレがいるから大丈夫』みたいな人になっていきたいと思います。1年から1分でも、1日でも早く上のカテゴリーに絡んでいくことと、グロイエン(Groeien)で上の順位に。残留は目標というか当たり前のことなんで、1個でも上の順位、優勝まで見ていきたいと思います」と力を込めた。まずは各選手が日々の練習、次戦にチャレンジ。Aチームへの昇格や「関西U-16 ～Groeien～」での勝利、全国大会出場などの目標達成のために、今、できることに全力で取り組む。