レベルが違いすぎる…。Jリーグ史上最強のチーム(6)あまりに豪華…。史上初の偉業を達成した伝説の軍団
今年で31周年を迎えたJリーグ。どのクラブにも良い時期と悪い時期があり、その中で、最強と言われるような歴史的な強さを発揮したチームもある。今回は、Jリーグ31年の歴史で、未来に語り継がれるであろう、リーグの歴史に残る圧倒的な強さを誇ったチームを紹介する。
鹿島アントラーズ:2009年 主な成績:J1リーグ優勝 監督:オズワルド・オリヴェイラ 2007シーズンからJ1リーグで2連覇していた鹿島アントラーズが、史上初の3連覇を達成したのが2009シーズンだ。 Jリーグで圧倒的な強さを誇っていた鹿島。前年との大きな違いの一つは小笠原満男の復帰だった。2008年9月に左ひざを負傷して長期離脱を強いられたが、オフ返上でリハビリに励むと、第3節から先発に復帰し、シーズンを通して活躍。小笠原が先発に戻った第3節から17試合無敗という快進撃を見せている。 最終ラインでは現在の監督である岩政大樹が“壁”として君臨し、右サイドには内田篤人という豪華な陣容。野沢拓也、興梠慎三、マルキーニョスといった選手たちも輝いた。 シーズン中盤にやや調子を落とした鹿島は第28節で2位に転落してしまうが、終盤になって底力を発揮。シーズンラスト5試合を全勝で駆け抜けて、史上初の偉業を達成した。 シーズンを通して活躍した小笠原が年間最優秀選手賞を受賞。30失点でリーグ最少失点となった守備陣では、岩政と内田がベストイレブンに選出され、常勝軍団の安定感をまざまざと見せつけるシーズンだった。
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