自動運転バスの実証実験へ 南さつま市・NTT西日本などが協定
鹿児島放送
持続可能な公共交通を確保するため、南さつま市とNTT西日本鹿児島支店などが協定を結び、自動運転バスの実証実験を目指すことになりました。 協定を結んだのは、南さつま市とNTT西日本鹿児島支店などです。 運転手不足などでバス路線の廃止や減便が相次ぐなか、持続可能な公共交通や観光客の移動手段を確保するため、協定では自動運転バスの実証実験などに連携して取り組むとしています。 実証実験は11月から始める方針で、加世田市街地を運行する計画だということです。 (南さつま市 本坊 輝雄市長) 「実用化している地域もあるので、先取りしてチャレンジしてみようと」 (マクニカスマートシティ&モビリティ事業部 可知剛事業部長) 「自動運転車両を安定して走らせるサポートに集中したい」 (NTT西日本 鹿児島支店 井原浩二支店長) 「地域の交通をどうしていくか、日本中で課題になっているが、その課題を解決して未来を拓いていくスタートが切れたのではないか」 将来的に自動運転システムがすべての運転を行う「レベル4」を目指すとしています。