大阪大正区できょう22日「第50回エイサー祭り」 継いだ歴史、響く太鼓 名桜大・沖国大生が道ジュネー
【大阪で明真南斗】大阪府で県出身者らが多く暮らす大正区でエイサーを楽しむ「第50回エイサー祭り」(主催・がじまるの会、エイサー祭り実行委員会)が22日、大正区千島グラウンドで開催される。1975年に「第一回沖縄青年の祭り」として始まり、大正区で実施されている最も長い歴史を持つエイサー祭り。 【動画】ちむどんどん 夕暮れの道じゅねー 全島エイサーまつり
先だって21日、道ジュネーが実施された。名桜大の名桜エイサーと沖縄国際大の琉球風車が大正区内を練り歩き、住宅街に太鼓の音を響かせた。沿道に県出身者らが集まり、手拍子をするなどして楽しんだ。 北谷町出身で大正区に住む国場恵美子さん(76)は涙を流しながら演舞を見つめ「懐かしくて感動した。太鼓の音を聞くだけで血が騒ぐ」と語った。 実行委員長の宮里政之さん(52)=嘉手納町出身=は「先輩方からバトンを受け継いで50回を迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱいだ。この先も大阪でエイサーを踊り続けられるように地域の皆さまに支えられて頑張っていきたい」と話した。 エイサーまつりは22日正午から午後8時まで。大阪や東京、愛知、奈良、兵庫の団体に加え、沖縄から3団体が出演する。
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