レンズやセンサーを強化した高性能モデルが続々登場!スマホカメラ"進化”の最前線に迫る
<本格進化01> ■光学性能の本格化で自然な高画質を実現
ここ数年はHDRやAI、編集機能など、ソフト面での機能が注目されてきたが、最新の上位モデルはハード面で進化している。レンズは3眼以上が当たり前で、光学ズームレンズ搭載モデルも目立つ。センサーも1インチの大型サイズや高感度・低ノイズ仕様が目立ち、本格カメラのように光学性能に力を入れたスマホカメラが増えている。
■ライカ監修の4眼カメラでハイクオリティな撮影体験
Xiaomi 「Xiaomi 14 Ultra」(19万9900円 ※SIMフリー) 【光学望遠ズームを含む高性能な複眼カメラモデルが増加。Xiaomi 14 Ultraは可変絞りも備え、ハード面での進化が進んでいる(村元さん)】 SUMMILUXレンズをはじめライカ監修の高性能4眼カメラを搭載。12mm相当の超広角から240mm相当の望遠まで幅広い画角をカバーする。ダイナミックレンジが広い1インチセンサーも採用。望遠マクロ撮影にも対応する。 【SPEC】●メインカメラ:約5000万画素(23㎜相当)+約5000万画素望遠(75㎜相当)+約5000万画素ペリスコープ(120㎜相当)+約5000万画素超広角(12㎜相当)●フロントカメラ:約3200万画素
<本格進化02> ■望遠ズームレンズでマクロもポートレートも美しく
光学ズームレンズを搭載する機種では、望遠撮影だけでなくマクロ撮影などにもこのレンズのメリットを応用。被写体にグッと近寄りつつ、ピントを合わせた部分は緻密に、周囲はきれいにボケさせて写せる。従来のマクロ撮影と違い、歪みがないところも特徴。肉眼では捉えられない細部まで、高い描写力で表現できる。
■高性能なセンサーとレンズで本格カメラの高画質に迫る
ソニー 「Xperia 1 Ⅵ」(実勢価格:19万前後~ ※SIMフリー) 【光学7.1倍ズームまで対応し望遠もマクロもポートレートも高画質。動画性能にも優れ、Vlogやライブ配信に便利な機能も備えています(村元さん)】 光学7.1倍ズームが可能な望遠レンズや新開発の積層型CMOSセンサーを搭載したフラッグシップ。テレマクロ撮影機能や人物を高精度に認識する瞳AF、姿勢推定技術も備え多彩な被写体を鮮明に撮れる。最高30コマ/秒のAF/AE追従高速連写機能も搭載。 【SPEC】●メインカメラ:約4800万画素広角(24㎜相当/48㎜相当・約1200万画素の切り出しにも対応)+約1200万画素超広角(16㎜相当)+約1200万画素望遠(85-170㎜相当)●フロントカメラ:約1200万画素