『パリピ孔明』本渡楓&置鮎龍太郎が大切にする、“夢を叶えるための原動力”とは?
■夢を叶えるための原動力は“ネガティブなこと”&“楽しいという気持ち”
――サマーソニア出場権を獲得するストーリーに焦点が当たる今作ですが、お二人が夢や目標を叶えるために原動力にしてきたものは? 置鮎:僕はネガティブなことをバネにしています。成功体験も大切ですが、目標に至るためには、それだけでは足りないような気がしていて。これまでの自分がそうしてやってきたから余計に感じるのかもしれないのですが、自分が下にいればいるほど、頑張らねばという気持ちが湧き上がってくるんです。 本渡:私は学生時代から「楽しい」という気持ちがずっと原動力なんです。自分が楽しいと思えるものをまず探して、見つけたらそれをやり通す。そうしてやってきたからこそ、声優として今ここにいるんだと思います。 ――声優の楽しさを発見したのはいつだったのですか? 本渡:部活動で演劇部に入って、楽しかったのが声だけで本を読む時間だったんです。声優になってからは、難しいことや自分に対して思うことも色々とありますが、でもやっぱり「楽しいから頑張れる」というのが私の原動力になっていると思います。 ――置鮎さんが感じる役者・本渡楓の魅力とは? 置鮎:『パリピ孔明』はスタッフさんのこだわりがしっかりとある作品で、役作りに苦労したと聞きましたが、僕の中では、そのままの本渡さん=英子さんという印象があるんです。現場でもありのままの自分でいることが、彼女の役者としての魅力だと思います。 本渡:とっても嬉しいです! ――最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。 置鮎:今回は音楽シーンのお話ということもあり、ご自宅とはまた違った環境での鑑賞が醍醐味です。ライブシーンの音響も劇場に最適化されているので、ぜひご堪能いただければと思います。 本渡:英子ちゃんたちの成長物語の中には、胸に残る素敵な言葉や想いが詰まっています。また、みんなで同じ時間を共有することも劇場だからできる体験だと思うので、ぜひご家族やご友人と一緒に盛り上がってお楽しみください! (取材・文:吉野庫之介 写真:高野広美) アニメ総集編『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』は、3月1日より全国公開。