2021年の東京五輪での点火セレモニーに夫婦で参加した金田朋子（右）と森渉（写真・時事通信）

　2024年7月20日、声優でタレントの金田朋子が自身のブログで、俳優で夫の森渉と離婚を報告した。 【画像】離婚を発表…金田朋子と夫の森渉、長女のスリーショット 「金田さんと森さんは2013年に結婚。2017年には2人との間に長女が誕生しています。金田さんはブログで《婚姻関係を解消し、戸籍上の夫婦ではなくした上で家族を続けていくことになりました》と報告。離婚理由について《私にとって“夢を追うこと”がいつの間にか負担になりプレッシャーに感じるようになっていました》と、近代五種でオリンピックを目指す夫の夢が負担になっていたと説明していました」（芸能記者） 　何度も話し合いを重ねた結果、《それぞれがそれぞれのペースで笑顔で生きていくために、そして家族の心が二度とバラバラにならないために、このような形が我が家には最適》との考えから、今回の結論に至ったという。 　この報告に対し、ブログのコメント欄には金田家にエールを送るメッセージがたくさん集まっている。 《色々な家族の形があっていいと思います》 《戸籍上などは今の世の中ほとんど関係ないと思います》 《「笑顔でいられる」って素敵ですよね。自分たちらしく、が良いと思います》 　また、離婚報告直後には両名で『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭！』（フジテレビ系）の企画「100kmサバイバルマラソン」に出演。金田がゴール目前となると、先にゴールテープを切っていた森が金田を出迎え、両手をつなぎながらフィニッシュした。ゴール後のインタビューで森は「宇宙一自慢の元妻ですね」「僕らは、戸籍上は離れたかもしれないですが、家族の心は変わってない」と語った。この元夫婦の出演に、Yahoo!ニュースのコメント欄には 《今まで少し変な人だと思っていましたが、真面目で努力家、そして笑顔が可愛い金田さんの虜になりました》 《お二人とも本当に素敵でした》 《離婚はしたけど 夫婦という形ではないけど　この先 娘さんの 母親、父親として、それぞれ愛情を注いでいかれるんだと思いました》 　といった、肯定的な意見が見られた。 　今回の一連の離婚報告で「金田朋子の夫に対する誠実さが話題となった」と語るのは、芸能プロ関係者。 「これまで金田さんは、独特なキャラと元気で突拍子もない発言で“珍獣”的な位置づけで、バラエティ番組に出演していました。しかし離婚報告の文面からもわかるとおり、素顔は思慮深くまじめな性格というのは、共演者の間で有名な話でした。“珍獣キャラ”が受けていたこともあり、共演者が金田さんのまじめエピソードを話すと、怒っていたという話も聞きます。テレビ番組で自分がどんなキャラクターを求められているのか、よく理解されているんです」 　じつは金田のしっかり者エピソードは、枚挙にいとまがない。 「なかでも印象的だったのは、2014年に放送された『カスペ 奥様は芸能人～20人の嫁ぢから一斉調査SP～』（フジテレビ系）の企画です。当時、結婚2年めだった金田さんは、森さんから『仕事をやめて東京オリンピックを目指す』と相談するという、今回の離婚を暗示するようなドッキリがしかけられました。 　そのときの金田さんは、驚いた様子はあったものの『家計を自分ひとりで支えることになる』『子供はあきらめたほうがいい』『（挑戦するなら）協力してくれる人を探したほうがいい』と冷静に状況を分析して、森さんの目標をかなえられるようアドバイス。バラエティ番組で見せる普段の姿と違う姿が見られました」（前出・芸能プロ関係者） 「おしどり夫婦」といわれていたものの、離婚という形となってしまった金田と森。しっかり者の金田がいれば、離婚後も円満な家庭を築けるだろう。