「めっちゃ楽しかった」元日本代表MF北澤豪がオフト監督に感謝!「きちっと教えてもらった」
「練習テーマも設計が決まっているし、コンセプトも明確」
元日本代表MFの北澤豪氏が、播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルに出演。元日本代表監督のハンス・オフト氏について語った。 【動画】元日本代表MF北澤豪がJ開幕以前を振り返る! 北澤氏は、修徳高時代の進路選択で、当時の監督からオフト氏が指揮官を務めていたマツダ(現・サンフレッチェ広島)も勧められていたと明かす。その時には縁がなく本田技研工業(現・Honda FC)に加入したが、その後に日本代表で出会う。その際に、トレーニングの質の高さに気づかされたという。 「練習をやりながら、意味が分かっていて、練習テーマも設計が決まっているし、コンセプトも明確だし。『この練習、何やっているの?』は一切ないんだよ。シンプルなわけ。楽しかったね、めっちゃ楽しかった。高校生の時に習っていたら、違うだろうなって思った」 1993年に行なわれたアメリカ・ワールドカップのアジア最終予選では、北澤氏は思うように起用してもらえなかった。それでも、オフト氏への感謝を口にする。 「最後に使ってくれた、使ってくれなかったはあるけど、根本的なところ、ちゃんとした哲学を持たなきゃいけないとか、ちゃんとコンセプトを作ることによって日頃の努力が報われるとか。そういうのをきちっと教えてもらった」 その後も北澤氏は日本代表で活躍し、97年のフランスW杯・アジア最終予選では日本の初出場に大きく貢献した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部