同様の被害多発 消火栓資機材盗んだ疑いで逮捕
守山市内の消火栓ボックスからスタンドパイプを盗んだとして、建築作業員の男が逮捕されました。守山市では、同様の被害が多発していて、警察で関連性を調べています。窃盗の疑いで逮捕されたのは、守山市に住む、建築作業員の54歳の男です。警察によりますと、男は、今月7日午後5時ごろ、守山市内に設置されている消火栓ボックスから、約1万5000円の消火栓とホースをつなぐスタンドパイプ1本を盗んだ疑いが持たれています。守山市では、消火栓ボックス内の金属部品の窃盗が相次いでいたことから、今月5日、各自治会に緊急の点検を呼び掛けていました。今回の被害も点検の中で発覚したことから、警察に届け出があり、周囲の防犯カメラの映像などで、男の犯行が明らかになったということです。調べに対し、男は、「遊び金欲しさにやりました」などと容疑を認めていて、余罪をほのめかす話もしていることから、警察では、複数の余罪があるとみて捜査を進めています。なお、守山市内では、19日、午前11時時点で、消火栓ボックス内にあったホースの筒先とスタンドパイプ合わせて77本、被害総額 約115万円の窃盗被害が確認されています。
びわ湖放送