「もち豚の昆布〆焼き」グランプリ ひみ昆布〆サミット 神奈川の店舗2年連続
富山伝統の食文化の一つ「昆布締め」をテーマとした創作料理イベント「第4回ひみ昆布〆(じめ)サミット」の受賞メニューが6日決まり、グランプリに和食居酒屋「六方じんのすけ」(神奈川県)の「もち豚の昆布〆焼き」が選ばれた。同店のグランプリは2年連続となった。 首都圏で過去最多となる21店舗が参加した。うち17店舗が肉や魚介、野菜などに昆布締めを生かした料理を10月7日~11月22日に提供、客のアンケート投票で受賞メニューが決まった。グランプリ料理は昆布と豚肉のうま味の相乗効果を楽しめる点が評価された。 ひみの食ブランディング協議会が関係人口の拡大と観光誘客を目的に毎年企画している。事務局を務める発酵料理研究家の是友麻希さんは「料理のバリエーションが増え、料理人の氷見に対する関心度が高まってきている」と語った。 グランプリ以外の受賞は次の通り。 ▽お客様たくさん来たで賞 河豚の昆布〆と焼きなすのタルタル(港町バル・東京)▽映えるで賞 昆布〆馬肉のミ・キュイ・タプナードソース(下北沢肉バルBon・東京)▽美味しかったで賞 昆布〆鮮魚のカルパッチョ(ろばた結・東京)