ソフトバンク、「1番・今宮健太」がもたらす出塁だけではない効果とは
◆ソフトバンク2―4日本ハム（9日、リブワーク藤崎台） ソフトバンクの今宮健太内野手（32）が今季2度目の1番でのスタメン起用に応えた。1安打、2四球で3度の出塁に成功。首脳陣も「1番今宮」に手応えを感じている。 ■「えーっ！ラブラブですやん」柳田が夫人と2ショット【写真】 初回の四球と5回には左前への二塁打はいずれも先頭打者で出塁に成功している。得点には結びつかなかったが、村松コーチは「ずっと開幕からいい感じできている」と語った。 村松コーチは出塁自体以外にも効果があると強調する。「（周東）佑京も楽な感じで打席には入れるので、いい1、2番だなとは思いますね」。9日の一戦では周東も3安打を放っており、前回今宮が1番、周東が2番に入った3日のロッテ戦（ペイペイドーム）でも周東は2安打。相乗効果を生んでいるとの評価を下している。 今宮は「そこが目的なので。しっかり今後も何打席あるか分からないけど出塁できたら」とうなずく。左腕相手に打率4割1分2厘と好調をキープする。1番今宮は今後も有力なオプションとなりそうだ。（鬼塚淳乃介）
