バイエルン指揮官がバルサ戦の大敗に言及「我々は罰を受けた」ミュラーは「自信を失っていた」と指摘
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第3節が23日に行われ、バイエルンは敵地でバルセロナに1-4で敗れた。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 バイエルンは開始早々の失点後に一度は同点に追い付いたが、そこから立て続けに3ゴールを献上。攻撃の各スタッツで相手を上回りながらも結果には結びつかなかった。 UEFA公式サイトによると、ビンセント・コンパニ監督は試合後に「今日は間違いなく100%の力を出したが、100%では十分ではなかった。後半の序盤は結果を追い求めていたものの、ゴールが生まれず、私は3枚替えの衝動に駆られた。しかし、それも十分ではなかった」と振り返り、敗因を語っている。 「非常にシンプルな分析として、このような状況で我々がやってきたように、ボールを支配している時は、それを利用して相手の勢いを奪わなければならないということだ。我々はチャンスをいくつか作り、背後を取ったが、90分間相手から勢いを奪うことはできなかった。相手が効率的で、我々が完璧ではなかったため、90分間コントロールを維持できなかった罰を受けたのだ」 「前半は私たち全員、そして記者の皆さんも感じたと思うが、優位に立てる試合だと感じていた。しかし、重要な局面で負けてしまった。結果は重いが、この強敵との試合から学ばなければならない。そうすれば、次にこのような機会が訪れた時に、それをものにすることができる」 また、FWトーマス・ミュラーは「いい気分ではない。勝つためにここに来たのに、1-4で負けたので、僕たちにはやるべきことがたくさんある。スコアでリードされ、自分たちのプレーに自信が持てなかったのかもしれない。振り返って分析すれば、バルセロナの方が僕らよりも良い場面が多かったことが分かるだろう」と指摘している。 続けて「自信を失っていたように見えたと言ったのは、自分たちが望んでいたようなプレッシャーをかけられなかったからだ」と説明し、「狙っていたボール保持とコントロールができなかった。本来の力を発揮できなかった。1-4で負けた時、もう一度立ち上がってトライするのは人の常なのかもしれないが、それはそんなに簡単なことではない」と落胆を示した。 バイエルンは2連敗を喫し、現在36チーム中23位。次節は11月6日に開催され、ホームでベンフィカと対決する。