力強く逃げ切った町田太我!「モガき合い覚悟で突っ張った」 V争いに加わるか!? /函館G3・二予6R
函館競輪のナイター「五稜郭杯争奪戦(G3)」は17日、2日目を迎えた。6Rの二次予選に出場した町田太我(23歳・広島=117期)に話を聞いた。 初日はジャン過ぎから内を突いて先行し力強く逃げ切った町田太我は、この日は一転、自らSを取って突っ張り先行。別線の機動型を完封すると僅差の3着に粘って二予をクリアした。 「調子を試す意味で(発走機を素早く)出てみたら、ちょうど号砲とタイミングが合ったので(笑)。そのあとは(武田亮と)モガき合い覚悟で突っ張りました。風も強かったしキツいっす…。いっぱいだったけど、なんとか耐えられました。(強力なメンバーがそろった)今開催で準決まで行けると思わなかったのでよかったです」 いつものように控えめなコメントに終始したが、町田マークから白星をつかんだ岩津裕介は「最終バックのスピードが乗っていたし(別線は)来れないだろうなって。苦しそうな感じもなかったので勝手に残ると思いましたよ」と絶賛した。 出切れないと脆い面もあるが、力を発揮できる展開になれば、好メンバーがそろう今シリーズでもV争いに加わることは可能だろう。(netkeirin特派員)