「上野の森美術館大賞展」開幕 124点入選 5月8日まで
次世代の日本美術界を担う作家を顕彰する「明日をひらく第42回上野の森美術館大賞展」(フジサンケイグループなど主催)が27日、東京都台東区の上野の森美術館で開幕する。 今回は768人から1010点の応募があり、5点の入賞作品を含む124点が入選。絵画大賞には、東京都の木村真光(まさみつ)さんの「いのちの名前」が選ばれた。 26日には常陸宮妃殿下のご臨席のもと、授賞式が執り行われた=写真(三尾郁恵撮影)。木村さんは「野性的で成長の早い子供を植物のイメージに重ねて表現した」と語った。 5月8日まで(無休)。入場料は一般600円、大学生400円、高校生以下無料。前年の受賞者の新作を飾る入賞者展も同時開催される。 問い合わせは、同館03・3833・4191、詳細は公式HP(https://www.ueno-mori.org)。