「パルクール」世界選手権、小倉城バックにアクロバチックな技…76歳観客「初めて知った。迫力がすごい」
フランス発祥の都市型スポーツ「パルクール」の世界選手権の競技が16日、北九州市小倉北区の勝山公園内特設会場で始まった。小倉城を背景に、世界で活躍する選手たちが障害物を跳び越えるなどアクロバチックな技を披露し、観客を魅了している。17日まで。 【写真】アクロバチックな技を披露するロドリゲス選手(5日、北九州市八幡西区で)=長野浩一撮影
世界選手権は2022年の東京開催に次いで2回目。同時開催のジュニアを含め、40か国以上から計約150人の選手が参加。コースでタイムを競う「スピード」、演技の難易度などを審査する「フリースタイル」の2種目を実施する。開会式は15日に行われたが、競技は雨で中止となっていた。
16日は午前中から予選が行われ、選手が高い台から体を回転させて着地するなどの大技を披露するたびに、大きな拍手が送られた。同市小倉北区の観客(76)は「パルクールという競技を初めて知った。迫力がすごい」と驚いていた。