人気の登山… でも遭難リスクも 専門家に聞く安全のためのポイントとは 専門店のおすすめ商品も
赤・青・黄色など自然の中で目立つ色を選ぶと遭難時にも発見されやすいといいいます。また、けがで歩けなくなることも遭難の原因の一つ。スニーカーを履いて山に登る人も少なくありませんが、初心者にはまずは登山靴を薦めるそうです。 高松さん 「普通のスニーカーと比べると非常に硬くてグリップがよく効くので滑りにくい」「特に登山の装備では靴が一番大事になります」 また、日没時間も早くなります。ヘッドライトは足元を照らすだけでなく、自分の居場所を伝える目印にもなります。 「転倒や滑落でけがしてしまった場合にはその日のうちに帰れない。そうした場合にも対応できるような装備が必要になります」 気を付けるべきポイントをおさらいします。 まずは装備です。スニーカーではなく登山靴を履きましょう。カッパは天候や気温の変化だけでなく救助の際の目印にもなります。ヘッドライトやホイッスル・救護セットなど不測の事態に備えた準備をしましょう。 また、装備以外にも準備が必要です。できるだけ1人での登山は避け、必ず登山届を出しましょう。県警も提携しているアプリでも作成できますので、これを活用するのも良いでしょう。そしてなにより、自分の体力に合わせた山を選ぶということに気を付けましょう。 山岳ガイドの松島さんによると、特に最近はSNSなどで安全ではないルートで登山をする投稿が増えているそうです。必ず、ガイド本などで事前に正しいルートを予習し、無理のないスケジュールで、登山を楽しんでいただければと思います。
中国放送