中国代表やインドネシア代表などの最終予選進出が決定! タイ代表は“直接対決の成績”により無念の敗退/W杯アジア2次予選
FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選第6節(最終節)の7試合が11日に各地で行われた。 グループBでは、すでに3次予選(最終予選)への進出を決めている首位の日本代表が、ホームで2位のシリア代表と対戦。13分に上田綺世の得点で日本代表が先制すると、前半だけで3点のリードを奪い、最終的に5-0の大勝を収めて2次予選全勝を達成した。4位のミャンマー代表と激突した3位の北朝鮮代表は、4-1の勝利を飾り3ポイントの上積みに成功。シリア代表を最終節でかわして2位に浮上し、逆転での4大会ぶりとなる2次予選突破を決めている。 グループCでは、ここまで4勝1分と無敗を維持する首位の韓国代表が、2位の中国代表と対戦。最終予選進出を確定させている韓国代表は、61分にイ・ガンインが挙げた先制点が決勝ゴールとなり、1-0で白星を獲得。敗れた中国代表は、シンガポール代表に勝利したタイ代表から勝ち点、得失点、総得点で並ばれたものの、直接対決の成績により最終予選へと駒を進めた。 グループDでは、3位のマレーシア代表がホームで4位の台湾代表を迎え撃った。試合は20分に台湾代表が先制するが、後半にマレーシア代表が3点を奪って逆転勝利。台湾代表が全敗での予選敗退となった一方、マレーシア代表は12日に行われるオマーン代表vsキルギス代表の一戦で、キルギス代表が7点差以上で敗戦を喫した場合のみ、最終予選への進出が決まる。 グループFでは、2位のインドネシア代表が4位のフィリピン代表と対戦。前半からシュート本数で圧倒するなど、終始ゲームを優位に進めたインドネシア代表が2-0の完勝を収め、2次予選突破を果たした。グループIでは、ともに最終予選進出を確定させているオーストラリア代表とパレスチナ代表が激突。オーストラリア代表が5-0で大勝し、2次予選全勝を達成した。 今節の試合結果と順位表は下記の通り。