韓国人観光客が「マナー違反」「逆ギレ」に“もう耐えられない”、日本で起きている「オーバーツーリズム」の“ひどい現実”
「韓国人観光客の立ち入り禁止」騒動
インバウンドにより外国観光客の訪日が続く日本であるが、欧米からの観光客も多いものの、やはり、近隣諸国の韓国、台湾、中国からの観光客の多さは圧倒的であろう。特に韓国について言えば、日本と近い上に「国内旅行」のような感覚で行けること、最近の円安の影響もありショッピングやグルメを満喫することを目的に日本に行く観光客が多いことは言うまでもない。 【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る! しかも、最近では、従来、行き先として定番であった東京や大阪といった大都市よりも地方の人気も急上昇している。その背景にはSNSの普及による効果も大きいのであるが、その反面で、日本各地で「オーバーツーリズム」と言われる観光客が大挙して訪れることによる弊害も指摘してされているのである。 そうした中で、長崎県の対馬にある神社が注目を集めた。それは「韓国人観光客の立ち入り禁止」措置に踏み切ったというものである。神社内での度を過ぎた行為が止まらないためにやむなく措置に踏み切ったという。 対馬への韓国人観光客が突出している理由は言うまでもなくその近い距離である。韓国第2の都市である釜山の南端と対馬の北端ではその距離はわずか50Kmであり、冬場や空気の澄んだ日などは釜山の海岸から対馬の島影を肉眼で見ることができる。だから、釜山市民にしてみればソウルに行くよりも、対馬や福岡に行った方が近いという訳である。 釜山と対馬を結ぶ航空便はなく、現地までの交通手段はフェリーによる定期便が就航している。対馬に限らず釜山からは、福岡県の博多、山口県の下関へも海路で結ばれていて、コロナ禍後には韓国人観光客の行き来もさらに活発となっていて、これからの夏休みシーズンを控え、混雑が予想されている。 気軽に行ける「海外」であること、出国前の免税店での買い物も可能なことなども対馬観光への人気に拍車をかけていると言えよう。
韓国「タバコ事情」
しかし、人口約3万500人程の島に連日、韓国からの観光客が大挙して訪れているという状況で、マナー面はもちろん、様々な問題が起こっているのだ。今回の騒動では、喫煙禁止の境内で喫煙したり、ポイ捨てをしたり、注意をすると逆ギレをするなどの現実が報じられていて、明らかに非常識な行動をしている韓国人観光客に非がある。被害を受けた神社が「韓国人観光客」に参拝禁止を出したことも、本来はそこまですることを望んでいないものの、あまりに非常識な行動が一向に収まらないことに対して苦渋の決断であったことがうかがえる。 今や喫煙者が減少傾向にある日本と比較して、韓国の喫煙率は高いと言える。韓国における屋外での喫煙の実情とはどのようなものであろうか。今年3月にMLBの開幕戦がソウルで行われた際に、現地を訪れていたキャスターの宮根誠司氏がソウルの路上で喫煙する姿がキャッチされ、SNS上で拡散したことで騒動になったことは記憶に新しいところだ。一見すると韓国が屋外の指定の場所以外での喫煙は厳しい印象も受けるが、実際には繁華街を歩けば、タバコの吸殻が落ちている上に、喫煙禁止区域でも隠れるようにこっそりタバコを吸っている人の姿をよく目にする。 また、筆者の居住するアパートを含めて韓国の集合住宅のほとんどが「室内禁煙」と定めている。しかし、決まりを守り、アパートの敷地内の所定の場所に喫煙をしに行く者もいる反面、それを破って室内で喫煙し、ニオイの問題などで隣人とトラブルになるケースも多発している。 特にアパートのオンラインコミュティを見ていると、タバコの問題に限らず、車の駐車や、ゴミの捨て方、騒音問題など自己本位な行動が引き起こす様々な問題を抱えている。