今帰仁で産業祭り「ちなじゅん祭」 村内の子どもの仕事体験も
産業祭り「ちなじゅん祭」が11月3日、今帰仁村運動公園(今帰仁村仲宗根)で開催される。(やんばる経済新聞) 【写真】昨年の様子 2022年から始まり今年で3回目となる同イベント。主催は、村在住者で結成したボランティア団体「Nakijin Good Crew(ナキジン グッド クルー)」。テーマは「地域や子どもと大人をつなげる」。マルシェ形式で行うほか、子ども向けの仕事体験を行い、村内の小学生~高校生が仕事体験として各店のブースで接客などを行う。 当日は、弁当や菓子、パンなどの販売のほか、キッチンカーの出店やワークショップブースなどを設ける。ステージイベントとして、村内小学生によるエイサー披露やダンスパフォーマンスを行うほか、本部町今帰仁村消防組合による防火衣着衣体験や「煙体験」も行う。 同団体メンバーの比嘉由美さんは「『ちなじゅん』とは沖縄の方言で『つながる』という意味。地域コミュニティの希薄化が進む中、当イベントでは、地域とのつながりを深めて子どもたちの未来を応援したい」と話す。 運営スタッフの石嶺美奈実さんは「子どもたちが、自主的に仕事をやってみたいという気持ちを大切に、失敗を恐れずチャレンジしてほしい。販売業や多様な仕事があることを知ってもらえたら。昨年は、村内住民だけでなく、名護市や南部や中部からも多くの来場があった。今回は来場者数1500人を目指したい。地域活性化にも貢献していければ」と話す。 開催時間は11時~17時。
みんなの経済新聞ネットワーク