「自主性のある子ども」に育てたいなら…机に向かって勉強することを「歯磨きくらい自然な習慣」にする方法
子育てに、全家庭共通の“攻略本”なんてありません!
つるの:たまたまだと思います。娘にとって、そのプリスクールの環境が合ったということと、英語がすんなり入っていく“耳”を持ち合わせていたということなのではないでしょうか。僕たち親が「娘に英語教育を」と、熱心にしていたわけでもないですしね。 それと、みなさんに「つるの家では、子どもが小さな頃から“自然と関わる”体験をたくさんさせていたので、たくましく、順応能力が高くなったのでは?」などと言われることもあるのですが、僕が好きだから子どもにも小さい頃から自然と関わらせて遊んでいただけ。ただただ、親子で楽しい時間を過ごしただけのことなんです。 それが、いい影響になっているのだったらよかったのかなと、思い返す程度。うちの子どもたちを見てもわかるように、同じ両親、家庭環境にあっても、みんな「違う人」に成長していきますからね。子育てに、〇〇させるとAになる、なんて“トリセツ”や“攻略本”はないんです。ある意味、思い通りにはならない“自然”そのもの。だからこそ、子育てって楽しいんじゃないかな? まーや:子育てをしているとどうしても先回りして心配してしまいますが、つるのさんの「心配より信頼」の言葉は本当にその通りだと思いました。わが子を信頼して見守ることの大切さや、子育てには正解がないからこそ、親子で楽しい時間を過ごす心の余裕を持ちたいと思いました!
【PROFILE】つるの剛士(つるの たけし)
1975年生まれ。福岡県出身。神奈川県藤沢市在住。1997年「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を好演。2008にはバラエティ番組「クイズヘキサゴン」でユニット“羞恥心”を結成しブレイク。以降、音楽活動やタレントとしてマルチに活躍中。私生活では2男3女の父親。2022年には短期大学を卒業し、幼稚園教諭二種免許、保育士資格を取得。現在は大学のこども心理学部に在籍。将棋、釣り、サーフィン等特技と趣味も幅広い。@takeshi__tsuruno
【PROFILE】まーや
北海道在住。育児書、絵本研究家。3歳の女の子のママ。14年間の小・中学校での国語教諭経験から、「生きる土台」には学力だけでなく、人間性も重要だと感じ、特に幼児教育の重要性を考えるように。乳幼児期の脳の発達IQ及びEQにも着目。2年間の育休中の自宅保育と知育を実践し、3歳の娘のIQを130まで伸ばす。Instagram:@ma_ya.chiiku
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