佐賀県、男性臨時職員を懲戒免職 採用前に窃盗容疑で逮捕 住宅に侵入し、指輪などを盗んだ疑い
佐賀県は31日、農林水産部農業試験研究センターの男性臨時職員(45)を懲戒免職処分にした。福岡県筑後市内の住宅に侵入し、指輪などを盗んだ疑いで、9月25日に福岡県警筑後署が男性を逮捕していた。 県人事課などによると、男性は4月12日に筑後市内の住宅に侵入し、ネックレスや指輪など14点(約457万円相当)を盗んだとして、住居侵入、窃盗の容疑で逮捕され、その後起訴された。また、福岡県大木町で6月6日に住宅に侵入し、現金60万円などを盗んだ疑いで、10月16日に再逮捕された。 人事課は拘留中の男性に面会を求めたものの拒否されているという。男性の臨時職員としての任期は7月1日から来年3月末まで。逮捕容疑はいずれも任期前の事案だった。 泉智徳総務部長は「採用前の行為とはいえ、本県の臨時職員がこのような容疑で逮捕、起訴されたことは誠に遺憾。職員の服務規律の保持に努めます」とのコメントを出した。(山口貴由)
山口貴由