巨人戦、25年あづまで 7月9日に中日と 福島民友新聞130周年事業
プロ野球セ・リーグの2025年シーズン公式戦の日程が6日、発表された。県内では来年7月9日、福島市のあづま球場で「巨人ー中日」戦が福島民友新聞社創刊130周年記念事業として行われる。同球場で巨人による公式戦が行われるのは16年以来、9年ぶりとなる。 巨人は今シーズン、4年ぶりのリーグ優勝を果たし、中日は3年連続の最下位に終わった。リーグ連覇を狙う巨人と、来シーズンでの巻き返しを図る中日が白熱の試合を繰り広げる。試合開始時刻やチケット販売など、詳細については今後、発表される予定。 同球場は「復興五輪」を大会理念に掲げて21年に開催された東京五輪の野球・ソフトボール競技の会場となったが、新型コロナウイルスの感染拡大により無観客で行われた。当初期待された国内外からの誘客や情報発信などの成果は十分には得られなかったものの、県は同球場を東京五輪・パラリンピックのレガシー(遺産)として継承、地域振興などに取り組んでいる。今回の試合は、そのレガシーを舞台にトップレベルのプレーを間近で観戦できる絶好の機会となりそうだ。
福島民友新聞