脱毛サロン「銀座カラー」のエステティシャン採用窓口となっていたファーストコンサルティングが破産
(株)ファーストコンサルティング(TDB企業コード:981290400、東京都港区六本木3-2-1)は、10月28日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、上野保弁護士(元木・上野法律会計事務所、東京都港区虎ノ門1-1-20)が選任されている。債権届け出期間は12月2日までで、財産状況報告集会期日は2025年2月26日午後2時。
当社は、2001年(平成13年)10月に設立された。2023年12月に破産手続き開始決定を受けた脱毛サロン「銀座カラー」を運営していた(株)エム・シーネットワークスジャパン(TDB企業コード:986663855)の関係会社として、「銀座カラー」向けの業務用脱毛ジェルや美容機器類の販売や、まつげ専門エクステ店「銀座カラーアイズ」(池袋店・新宿店)の運営、さらに自社で採用した社員を(株)エム・シーネットワークスジャパンへ出向させて、「銀座カラー」のエステティシャンやセラピストとして勤務させるなど、「銀座カラー」の人材採用窓口の機能も有し、2019年10月期には年売上高約40億4500万円をあげていた。 その後、2022年6月に「銀座カラーアイズ」新宿店を閉店し池袋店に統合。コロナ禍における「銀座カラー」各店舗の休業や時間短縮営業、不採算店舗の閉鎖などによって(株)エム・シーネットワークスジャパンが2023年12月に破産手続き開始決定を受け動向が注目されるなか、「銀座カラーアイズ」池袋店を今年2月に閉店。10月30日にホームページで破産手続き開始決定を受けたことを公表していた。 負債は、債権者約170名に対し約119億円。 破産手続きに関する問い合わせ先は、eyes_ikebukuro@ginza-calla.biz