サプライズ目玉企画なく…どんどん期待が薄まるNHK紅白 氷川きよし、西野カナら出場決定も「まだまだ物足りない布陣」
今年の大みそかのNHK紅白歌合戦だが、どうも盛り上がりに欠けている。いつもならこの時期から目玉企画が発表されて、徐々に期待が高まっていくのだが、今年は今のところサプライズといえる目玉企画がみられないため、期待がどんどん薄まるばかりなのだ。 【写真】妖艶な黒のヘッドドレスに黒の衣装をまとい、エレガントに見つめる氷川きよし 今年は司会者の発表が10月11日、そして出場者の発表が11月19日だった。「まず司会者は新たに伊藤沙莉が加わったぐらいで、有吉弘行、橋本環奈といった手堅い配置で正直新鮮味には欠けました。出場者も、イルカや南こうせつといったベテラン勢を織り込む一方、ME:Iなどの若手もそろえ、なかなか工夫を凝らしたであろうことは伝わるのですが、当初注目されていたスタート・エンターテイメント社所属の旧ジャニーズ勢が出場しないなど、パンチに欠けていると言わざるを得ないですね」と週刊誌記者は話す。 近年の傾向は、いわゆる〝目玉〟とされる企画などはこの時期から小出しにされていくが、18日時点で氷川きよしと西野カナの出場が決まったことぐらいだ。 「そろそろ出場者の曲目が発表される時期です。そして25日前後に出場順が発表され、いよいよ本番へと期待が高まっていくのですが、この布陣ではまだまだ物足りない感じですよね。このタイミングに合わせて、何らかのサプライズを発表する可能性もありますが、すでにB'zや中森明菜、米津玄師といった名前はこすり倒されており、もし発表されたとしても新鮮味が薄いと感じるかもしれません。発表のタイミングを見誤ったというしかないです」と音楽関係者は指摘する。 しかし18日に発表された審査員でも「虎に翼」の脚本家の吉田恵里香氏の名前もあり、何かしらの期待を感じさせる。 「さすがに〝50―50〟を達成し、ワールドシリーズで優勝したドジャースの大谷翔平さんの出演は難しかったですね。しかし、吉田さんがいるということは朝ドラがらみの企画には期待したいところ。伊藤さんが司会に入っていることもあり、〝トラツバ〟の出演陣がそろうと話題になることは間違いありません。とはいえ、こうした企画は当日のお楽しみになりそうですが…」と先の週刊誌記者は話す。