マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡前で開催を予定しているクリスマスコンサートのイメージ（写真：ICM）

　マカオ政府文化局（ICM）は12月18日、同月25日午後6時及び午後7時（いずれも現地時間）にマカオを象徴する世界遺産として知られる聖ポール天主堂跡前で鑑賞無料のクリスマスコンサートを開催すると発表。 　ICMによれば、コンサートはマカオ管弦楽団が演奏を担当。演奏曲目はチャイコフスキー作曲の歌劇『エウゲニ・オネーギン』からポロネーズと組曲『くるみ割り人形』のほか、地元の学生合唱団などの参加によるヘンデル作曲のオラトリオ『メサイア』、アンダーソン作曲『クリスマス・フェスティバル』など、シーズンにちなんだものがセレクトされるという。

マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡前で開催を予定しているクリスマスコンサートの告知ビジュアル（図版：ICM）

　なお、当日は観衆の安全を考慮して会場周辺の指定ゾーンにおける人流管理措置が講じられる予定で、制限数を超えた場合、指定ゾーンへの再入場はできなくなるとし、ICMが現場の指示に従うよう呼びかけた。また、悪天候の場合は中止になるという。コンサートの様子はICM、マカオ管弦楽団の公式フェイスブックページ等でライブ配信する予定とのこと。 　ICMでは、クリスマス以外にも春節（旧正月）や中秋節などに合わせて聖ポール天主堂跡前でマカオ管弦楽団やマカオ中楽団（チャイニーズオーケストラ）による鑑賞無料のコンサートを開催している。