専業主婦の年金はたったの「7万円」!?過去に働いた経験がある場合の年金額もシミュレーション!
専業主婦はもらえる年金が少ないため、老後の生活を心配している世帯もあるかもしれません。 【専業主婦の年金額シミュレーション】過去に5~15年間働いたことがある場合、年金額はどれくらい増えるか年収別(300万円・400万円・500万円)シミュレーション! では、専業主婦は具体的にいくらの年金を受け取ることができるのでしょうか。本記事では、専業主婦がもらえる年金額を紹介します。 勤務経験のある専業主婦の受給額も勤務期間別にシミュレーションするので参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
専業主婦がもらえる年金はいくらか
さっそく、専業主婦が受け取る年金額を確認しましょう。 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」によると、会社員や公務員経験のない専業主婦がもらう年金額は満額で月6万8000円です。 もちろん夫の年金受給額によりますが、月6万8000円では満足の行く生活はできないと思う人も多いでしょう。
勤務経験のある専業主婦はいくらの年金をもらえるのか
さきほど勤務経験がない専業主婦の年金受給額を確認しましたが、専業主婦のなかには結婚や出産までは会社員として働いていた人も少なくありません。 では、勤務経験のある専業主婦は年金をいくらもらえるのでしょうか。以下の条件で、勤務期間、勤務期間中の平均年収別に年金受給額をシミュレーションしてみましょう。 ・1975年生まれ ・就業年齢は20歳 ・年金は65歳から受取開始 ・退職後は配偶者の扶養に入る シミュレーションの結果は以下のとおりです。 ●勤務経験のある専業主婦の年金受給額 【現役時代の平均年収300万円】 ・25歳まで勤務:月7万4000円 ・27歳まで勤務:月7万7000円 ・30歳まで勤務:月8万1000円 ・33歳まで勤務:月8万5000円 ・35歳まで勤務:月8万8000円 【現役時代の平均年収400万円】 ・25歳まで勤務:月7万7000円 ・27歳まで勤務:月8万円 ・30歳まで勤務:月8万5000円 ・33歳まで勤務:月9万円 ・35歳まで勤務:月9万3000円 【現役時代の平均年収500万円】 ・25歳まで勤務:月7万9000円 ・27歳まで勤務:月8万3000円 ・30歳まで勤務:月9万円 ・33歳まで勤務:月9万7000円 ・35歳まで勤務:月10万1000円 当然ですが、勤務期間が長く、勤務期間中の平均年収が高いほどもらえる年金は高額です。35歳まで勤務して勤務期間中の平均年収が500万円の人は、月10万1000円もの年金を受け取れます。 自分がいくらの年金をもらえるのか、上記の数字を参考に確認してみてください。