爆笑太田 苦難乗り越えた相方田中を“オチなし”祝福「本当に良かったですよね~!」
お笑いコンビ「爆笑問題」(太田光、田中裕二)が22日、東京・時事通信ホールで行われた「2024年版漫才 爆笑問題のツーショット」に出演。1時間51分のノンストップライブで、今年の時事ネタを次々とぶった切った。 爆笑問題のライフワーク。2006年にスタートした本企画は、これまではスタジオでの一発撮りだったが、第20弾となる今回は初となるライブ開催となった。 2人が登場すると、会場は待ってましたとばかりに大きな拍手で包まれた。この日はお笑い界の騒動や、10月の総選挙、そこで躍進した国民民主党・玉木代表、米大統領選挙の話題、大谷翔平などを次々とネタを披露。中盤にはイルミネーションを題材にした35分の長尺ネタも投下した。太田が演じるキャラクターを中心としたコントで何度も爆笑をかっさらうなど、変わらない実力の高さを見せつけた。 来年に60歳を迎える2人。太田は「我々、来年還暦ですよ。還暦って言ったら、子供のころに考えていたすごいおじいちゃん。赤いちゃんちゃんこ着てね(笑い)」と苦笑いし、田中は「10年、20年やれたらね」と力強くうなずいた。 また太田が、クモ膜下出血や脳梗塞、コロナ感染などで苦しみながらも、それを見せずに人前に立ち続けた田中を4分以上絶賛する一幕も。苦難を乗り越え、今や温かい家庭を築き上げていることに「本当に良かったですよね~!」と満足げな表情で語るも、「オチはないのかよ!」と力強くツッコまれ、2人の仲の良さにこの日1番の爆笑が巻き起こっていた。
東スポWEB