東海大菅生・宮本恭佑、5度目の頂点へ「甲子園で優勝して、お父さんに追いつけるように」 父はPL学園OBで元ヤクルト・慎也氏/西東京大会抽選会
第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)の出場を懸けた東西東京大会(7月6日開幕)の組み合わせ抽選会が15日、東京都内で行われた。西東京大会では元ヤクルトの内野手、宮本慎也氏(53)を父に持つ東海大菅生の宮本恭佑投手(3年)が3年ぶり5度目の優勝へ向けて意気込みを示した。 ヤクルトで通算2133安打を放った宮本慎也氏の長男で東海大菅生のエース、宮本恭佑が2021年以来、3年ぶり5度目の頂点を見据えた。 「自分たちは王者ではない。挑戦者として一試合ずつ戦って優勝できればいい」 187センチの長身から最速145キロの速球を投げる右投手。背番号1を譲り受けた日当(ひなた)直喜投手(現楽天)とは定期的に連絡を取り合い、「エースとして、みんなから信頼されるようにならないといけない」と常々、精神面でのアドバイスを受けているという。より練習に真摯に取り組み「日当さんの分まで自分が投げ切って優勝できれば」と昨年のベスト16を上回る決意だ。 目指すのは父が大阪・PL学園高時代の1987年に果たした夏の甲子園大会優勝。「自分が1番を付けて甲子園で優勝して、お父さんに追いつけるように頑張りたい」と気合を入れた。(児嶋基)