ACLEで対日本勢2試合残す上海海港の最強カルテットが解体へ…“26得点38アシスト”オスカル&バルガスの同時退団ほぼ確実
上海海港のリーグ連覇を支えた助っ人2枚が同時に退団へ。中国『新浪』が伝える。 上海海港は2024シーズンの中国超級で優勝し、かつて隆盛を極めた広州恒大(現:広州FC)以来となる2連覇を達成。原動力はリーグ最強のアタッキングカルテットである。 元ブラジル代表MFオスカルが中盤でチーム全権を掌握し、驚愕の「29試合14得点24アシスト」。最前線には28試合20得点のブラジル人FWグスタボ、左ワイドに元アルゼンチン代表FWマティアス・バルガス、右ワイドの中国代表FWウー・レイは30試合34得点で得点王だ。 ただ、契約最終年のオスカルはサンパウロへの復帰が近づいているとブラジルおよび中国で伝えられ、どうやら左ワイドのバルガスも、契約満了に伴うサウジアラビア1部のアル・ファティフへのフリー移籍がほぼ確実だという。 バルガスも今季の中国超級で28試合12得点14アシストと卓越したスタッツを残しており、オスカルとともに退団なら、上海海港は「26得点38アシスト」を失うことに。 ラストパスを含めた決定機創出の部分では、オスカルとバルガスが“核”。詰まるところ、センターフォワードのグスタボ、右ワイドのウー・レイが得点を量産できたのは、オスカルとバルガスの献身が大きかったと言える。 上海海港は、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024-25のリーグステージ残り2試合(来年2月)が、いずれも日本勢との対戦。 2月11日に敵地でヴィッセル神戸、同19日にホームで横浜F・マリノスと対戦も、ほぼ間違いなく、そこにオスカルとバルガスの姿はない。
超WORLDサッカー!