センバツ高校野球 作新学院 選手紹介/10 /栃木
◇キャッチング力に磨き 君島翼捕手(2年) 「守備の要と言われるにふさわしい捕手になりたい」と練習に打ち込んできた。投手に安心して投げてもらおうと、特にワンバウンドする球を止める練習に励んだ。前主将で同じ捕手の草野晃伸さんから継続することの大切さを教えてもらい、1年時から一日も欠かしたことはない。「キャッチング力は誰にも負けない」と自負する。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 「これまでは自分のプレーに精いっぱいだった」と言うが、技術が身についてきたことで最近は「段々周りも見られるようになってきた」と成長を実感している。 「目立たない活躍で、勝利の陰の立役者になっていてかっこいい」と、プロ野球・阪神の坂本誠志郎捕手に憧れている。センバツでは「持ち前の一生懸命さでチームに貢献したい」。日光市立大沢中出身。172センチ、74キロ。【鴨田玲奈】=つづく