菊池、好投報われず 米大リーグ
ブルージェイズの菊池は今季最長の8回を2失点と好投したが報われなかった。 155キロを超える速球を軸に凡打の山を築いたが、1―1の五回に勝ち越しソロを浴びた。「一番(打者の)手が伸びるところ。あそこだけはもう少しやり方があった」。失点した一回と五回以外は3人ずつで抑えただけに悔しさが募った。 8試合に先発し、チームトップの防御率2.64をマークするが、2勝3敗と黒星が先行。先発陣をけん引する左腕は「悔しいけど、こういうこともある。今は自信を持ってマウンドに上がれている。一戦一戦大事に戦っていきたい」と気持ちを切り替えた。