西岡隆成、日本トランポリン界初のメダルへ「目指しているところはやっぱり金メダル」
トランポリン男子でパリ五輪代表の西岡隆成(近大)が7日、都内で取材に応じ、開幕まで残り50日を切った初舞台への思いについて「あんまりメダルに固執しすぎるのもよくないなって思っている。もちろん、目標は金メダルなんですけど、金メダルを取るために大会をやるのではなくて、経験だったり、その時の雰囲気を楽しんで」と語った。 西岡は23年世界選手権で銅メダルを獲得。世界トップクラスのDスコア(難度点)が武器で、本番で挑むDスコア18・6点をやり切ることができれば、日本勢初となるメダル獲得も可能性十分。大きな期待が寄せられている。 5月の五輪代表選考会「トランポリン・グランドチャンピオンシップ」から構成も少し変化。「失敗するリスクが少しあったとしても勝てる構成を見越して、その構成を練習して行く。目指しているところはやっぱり金メダルなので、だったら勝てるチャンスがある構成に変えた方が絶対にいい。パリを勝つためにやる」と力を込めた。
報知新聞社