三越伊勢丹、4─9月期営業益72%増 インバウンド・国内顧客とも好調
Hitoshi Ishida [東京 13日 ロイター] - 三越伊勢丹ホールディングスは13日、24年4─9月期の連結営業利益が前年同期比72.8%増の348億円と統合後の最高益となったと発表した。国内百貨店事業がインバウンド、国内顧客とも順調に伸び、販売管理費の削減もあって利益が増加した。国内百貨店合計の免税店売上高も過去最高となった。 通期見通しは売上高5560億円(前年比3.6%増)、営業利益720億円(同32.4%増)、当期利益580億円(同4.4%増)の見通しを据え置いた。IBESによるアナリスト10人の通期営業利益の予想平均値は724億円。 足元の財務状況などを勘案し、新たに発行済み株式の1.3%にあたる500万株、100億円を上限とする自社株買いを決議した。取得株はすべて消却する。