【紅白歌合戦リハ】12年ぶり3回目出場のHY、仲宗根泉「皆さんの魂に届けるような歌い方しをたい」
大みそかに放送される「第75回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)のリハーサルが28日、東京・渋谷の同局でスタートした。今年の番組テーマは「あなたへの歌」。紅組、白組の各21組と特別企画枠の出場者たちがステージを彩る。沖縄出身のバンド「HY」は、ドラマや映画化されたヒット曲「366日」を歌唱する。 ◆紅白歌合戦、出場する歌手・曲目一覧・最新版【写真】 紅白は12年ぶり3度目で、結成25周年を迎えた今年は紅組として出場。新里英之(41)は「25周年の最後にすてきな花を咲かすことができて、とってもうれしい。思いっきり楽しんで歌いたい」と喜んだ。 ファンはもちろん、地元・沖縄も紅白出場に盛り上がっており、出身地となる同県うるま市役所では横断幕も登場したという。新里は「『沖縄の誇りでおまえたち、いってこい』と背中を押されて、ここにやって来ました」と責任感をにじませた。 同曲は今年4月期放送のフジテレビ系ドラマや俳優赤楚衛二(30)、女優上白石萌歌(24)共演の映画「366日」(来年1月10日公開)の原案にもなっている。名嘉俊(41)は「今年はうるう年で、366日目に(同曲を)披露できたり、紅白のすてきな時間がつながるよう、映画も公開が決まっているので(来年に)つなげていきたい」と意気込んだ。 恋愛ソングのイメージが強い同曲だが、仲宗根泉(41)は2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地で歌唱したことを振り返り、「この歌は二度と会えない時のことを思って歌うこともできる。いろいろな愛を歌えばいいのかなと。皆さんの魂に届けるような歌い方しをたい」と呼びかけた。
中日スポーツ