大晦日にすすりたい! 年越しそばにピッタリな手軽でウマい「最強カップそば」はどれだ?
●年越しそばに食べたいカップ蕎麦を食べ比べ。大晦日にふさわしい一杯はどれだ?
大晦日の一大イベント・“年越しそば”。そば屋の生麺を取り寄せたり、普段は食べない乾麺のそばを準備したりする人も多いでしょう。しかし! 実はカップ麺の蕎麦も年々、味がレベルアップしており、侮れない美味しさになっていることをご存知ですか? 「最強カップそば」の関連画像 筆者自身、カップ蕎麦を日常的によく食べているのですが、食べ終えるとちょっとリッチな気持ちになれるハイレベルなものが増えています。 そこで今回は、筆者が普段から食べていて「大晦日に食べても良い」と思える4つの商品を用意。その特徴をご紹介しつつ、一体どれが一番「年越しそば」にふさわしい一品なのか、検証していきたいと思います。
かき揚げの旨さが最強! 日清「最強どん兵衛 かき揚げそば」
筆者が常々、最も美味しいと思っているのが、日清の「最強どん兵衛 かき揚げそば」。まず、パッケージの派手さが最高! 新年の福を招いてくれそうなゴージャスな雰囲気です。しかし、見た目だけじゃありません。肝心の味も素晴らしいの一言です。 肉厚で分厚い「鬼かき揚げ」は、ひと口食べるとタマネギの甘い風味が口いっぱいに広がります。麺(新太そば)はしっかりとした歯ごたえはありつつ、ボソボソ感はなく、モチッとした食感でのどごしも◎。 -つゆは6種の合わせ出汁を使っていて、すすった後に、複雑で奥行きのある余韻が残ります。まさに走攻守そろった隙のないカップ蕎麦。ちなみに、浅草草の老舗『やげん堀』で配合した「特製七味唐辛子」を振りかけると、さらに旨くなります。 唯一の懸念点は、人気商品のため手軽に入手できないこと。ただ、蕎麦としての完成度は商品名の通り最強に近い。もしカップそばで迷ったら、これを買っとけば間違いなし! 話題になっているのも納得なカップそばです。
スモーキーな香りにハマる! マルちゃん「おそば屋さんの鴨だしそば」
カップそばの2大ブランドといえば、「どん兵衛」の日清と「緑のたぬき」の東洋水産(マルちゃん)です。個人的には、日清は蕎麦自体に強みがあり、マルちゃんはつゆの美味しを生み出すのが上手なブランド、というイメージを持っています。 そして東洋水産のカップ蕎麦の中でも驚かされた商品が「マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば」。この商品、とにかくつゆがスゴい! お湯を入れて3分経った後のカップに液体つゆを入れると、スモーキーな鴨の香りがふわり。これがたまらなくイイ。 もちろん、このつゆと蕎麦の相性は抜群。すするたびに、鴨の香りが鼻を抜けます。特別な日にぴったりのカップ蕎麦です。