【陸上】男子はキプリモ、女子はチェベトがともに連覇 U20男子は倉敷高出身のキバティが制す/世界クロカン
◇第45回世界クロスカントリー選手権(2024年3月30日/セルビア・ベオグラード) 世界クロカンの上位成績をチェック! 3月30日、セルビア・ベオグラードで世界クロスカントリー選手権が行われ、シニア男子(10km)は東京五輪10000m銅メダルのJ.キプリモ(ウガンダ)が28分09秒で、シニア女子(10km)はオレゴン世界選手権5000m銀メダルのB.チェベト(ケニア)が31分05秒で優勝した。いずれも2大会連続の優勝で、両部門で連覇を達成したのは大会史上5度目だった。 男子優勝のキプリモはハーフマラソンの世界記録保持者(57分31秒、21年)。東京五輪では10000mのほか5000mでも5位入賞、オレゴン世界選手権でも10000mで銅メダルを獲得している。 東京五輪10000m4位のB.アレガウィ(エチオピア)が28分12秒で2位。SUBARUに所属するB.キプランガット(ケニア)が3位だった。一方、昨年の世界選手権10000m金メダリストのJ.チェプテゲイ(ウガンダ)は6位に終わった。 女子を制したチェベトは5000mで世界選手権2大会連続でメダルを獲得(オレゴン銀、ブダペスト銅)。世界クロカンでは19年のU20のレースでも優勝している。女子は上位5位までをケニア勢が独占した。 男子U20(8km)は3月まで岡山・倉敷高に在籍していたS.キバティ(ケニア)が22分40秒で優勝。女子U20(6km)はM.アレモヨ(エチオピア)が19分28秒でそれぞれ制している。 次回の世界クロカン選手権は26年1月に米国・フロリダ州で開催される。
月陸編集部