住みたい街ランキング2024年の1位は「横浜」!住むには「年収」がいくら必要?
株式会社リクルートが2024年に実施したアンケートによると、住みたい街ランキングの1位は「横浜」でした。 ▼アパートの1階と2階で「家賃」はどれだけ変わる? 1階暮らしのメリット・デメリットも紹介 本記事を読んでいる読者の中にも、港町であり観光名所もある横浜に一度は住んでみたいと思う人がいるかもしれません。 しかし大都市である横浜に住むとなると、高い家賃がかかる可能性があります。実際に住む場合、現実的にどれほどの年収があれば足りるのでしょうか。横浜の家賃や必要年収について、気になる情報をまとめました。
住みたい街ランキング2024年の1位は「横浜」
株式会社リクルートが実施したアンケートによると、住みたい街(駅)ランキングの上位5位は表1の通りです。 ※首都圏在住の20~49歳の男女9335人を対象
※株式会社リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2024 首都圏版」を基に筆者作成 2023年に引き続き、横浜が1位に輝きました。
横浜の家賃相場
総務省が公表している「平成30年住宅・土地統計調査」によると、横浜市の1ヶ月あたりの家賃平均は7万1423円でした。神奈川県全体だと6万8102円、全国だと5万5675円です。比較すると横浜市の家賃平均は全国的に高いカテゴリに入ることが分かります。 また横浜市によると、最も家賃が高い区は都筑区で9万8022円、最も低い区は瀬谷区で5万6572円とのことです。 ◆横浜に住むには年収がいくら必要? 横浜に住むためにどれくらいの年収が必要かシミュレーションをします。一般的に、「給料に対する家賃の比重は3分の1以内までにおさえることが理想」といわれています。 横浜の平均家賃は7万1423円で、その3倍は21万4269円です。前述の一般論をベースにすると、最低でも「約21~22万円の給料」があれば横浜に住める計算になります。ボーナスなどを加味せずに年収に換算すると、252~264万円です。 ただし、賃料の相場は横浜市内のエリアによっても異なりますし、物件ごとにそれぞれ賃料は異なります。ひとつの目安としてシミュレーションを参考にしてください。 ◆実際は年収の20%までの家賃が多数? 国土交通省の調査によると、民間の賃貸住宅に住む人の平均世帯年収および平均月額家賃は表2の通りでした。