お笑い歴43年!久本雅美さん「生涯現役でいるために自分に飽きない人間でいたい」|STORY
年代問わず、幅広い世代に人気のある久本雅美さん(65歳)。デビューして43年、ずっと「お笑い」と向き合ってきました。久本さんにとっての「お笑い」とは何か、生涯現役でいたいと言う久本さんの仕事に対する考え方をお聞きしました。 【写真】65歳とは思えない肌ツヤに目が釘付け!【久本雅美さん】
◆「お笑い」は私のエネルギーで「お笑い」ナシの人生は考えらえません 私にとって「お笑い」とは私の中のエネルギーです。「お笑い」がない人生は考えられないですね。どんなに疲れている日でもお客様が笑ってくださると自分自身が元気になるし、自分が大笑いしてる時って嫌なことを忘れて、楽しいですよね。人それぞれ元気の源って音楽とか趣味とか違うと思うんですけど、私にとっての元気の源は「お笑い」ですね。 そもそも私の「お笑い」をはじめるきっかけは短大卒業後、たまたま東京に遊びに来た時に観た「劇団東京ヴォードヴィルショー」です。衝撃を受けて上京し、入団させていただきました。ただ3年で辞めて柴田理恵らと5人で劇団を立ち上げたんです、それが1984年のこと。そこに演出家の喰始(たべ・はじめ)さんを社長として引き込んだんです。その後、劇団の名前を決めるのときに一目でお笑いの劇団とわかる名前がいいねということで、飲みの席でみんなで無記名で案を提出していったんです。アジャパーなんとか、うひょひょなんとかとか出てて(笑)。でもパッとするものがなくて…。そのとき、喰さんの提案で坂田明さん中心のジャズユニットWha-ha-haというグループがあって「Wha-ha-ha=お笑い」でとてもいいなってことになり、坂田さんにお願いしてつけさせてもらったんです。それに老舗って意味を表す「本舗」をつけて「WAHAHA本舗」でスタートしました。 名前って不思議で最初はえ!?って思っててもその人の活躍や魅力で浸透してくるってありますよね。段々その人そのもの名前になっていくような。さんまさんも最初はふざけてんのかな~って思う名前でしたけど「さんま=お笑いの巨人」で魚より勝っちゃってるとこありますよね(笑)。