静岡放送

静岡市清水区の70代の女性がSNSで知り合った日本人の男性と名乗る人物に投資を勧誘され、現金約2300万円をだまし取られました。警察はSNS型ロマンス詐欺事件として調べています。 詐欺の被害に遭ったのは、静岡市清水区に住む無職の70代の女性です。 警察によりますと、女性は2024年4月上旬にSNSを通じて知り合った日本人の男性と名乗る人物から「私を受け入れてくれるなら投資の学習を一緒に行なえるとうれしい」「そうすれば話題が増えるしお互いの考え方も近づく」などと連絡を受けました。 女性は、5月下旬から6月下旬にかけて、「投資のため」、「保証金のため」、という理由で複数回にわたり、この人物が指定した口座に振り込み、現金2300万円をだまし取られたということです。 6月下旬に家族が女性の行動に気付き、警察に相談したことで事件が発覚しました。 警察は「SNS上でお金の要求があったら詐欺」と注意を呼び掛けています。