世界的大ブレイク俳優ナ・イヌがゲストで登場!韓国好き必見の「KOREA DRAMA旅 2024」超詳細レポート
韓国エンタメファン注目のイベント「KOREA DRAMA旅2024 韓国への一歩inNagoya」が、6月13日に名古屋市・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホールで開催されました。 幸運の参加者は2,000人。なんと、応募者12,000人以上もの中から抽選で選ばれたのだとか。韓流ブームの根強さがうかがえますね。 開場から終了するまで、熱気に包まれていたイベントを徹底レポートします! 【写真(108枚)】ナ・イヌ推薦の最新韓国グルメ&観光スポットとは?「私の夫と結婚して」名シーンも一気にチェック ■「KOREA DRAMA旅2024 韓国への一歩inNagoya」とは? 韓国観光公社が全国各地で主催する「KOREA 旅 FESTIVAL 2024」の一環で、韓国ドラマコンテンツと韓国観光コンテンツを連動し、韓流をきっかけに韓国旅行への一歩を踏み出すためのイベントです。2024年に入ってからは、東京や福岡、北海道でも開催されています。 会場では、航空会社や韓国の地方自治体などが出展した「韓国観光ブース」や、人気ドラマの名シーンなどがパネルで展示された「韓国ドラマフォトゾーン」が登場。 さらに、メインイベントとなるステージは、ナ・イヌさんがスペシャルゲスト! AmazonプライムビデオランキングでNo.1を獲得した韓国ドラマ『私の夫と結婚して』で、ヒロインを支えるユ・ジヒョク役を演じ、世界的に大ブレイク中の俳優です。 当日のイベントは15:00に開場、ステージは18:30~開演の予定でしたが、会場前にはスタートより早い時間からずらりと並ぶ参加者の姿が。開場時間になると、韓国観光ブースのある会場内ホワイエは多くの人で埋め尽くされました。 みんながイベントを心待ちにしていたことが、よくわかりますね。 ■嬉しい景品がいっぱい♪気になる4社の航空会社ブース 韓国観光ブースには、全10団体が出展しました。2時間もすると、ほとんどのブースの景品がなくなる人気ぶり!気になるブースの内容を、少しずつご紹介します。 韓国旅行の計画を立てるとき、欠かせないのが航空会社選び。日本~韓国間は多くの航空会社が就航しているため、選択肢がたくさんありますよね。本イベントには4社の航空会社が出展していました。 韓国のフラッグシップキャリアであり、創立50年以上の歴史がある「大韓航空」。SNS登録で、オックスフォードブロックや旅行用バッグ、ぬいぐるみなどのオリジナルグッズが当たる抽選会を行っていて、長蛇の列ができていました。 「アシアナ航空」は、オリジナルのボールペンやカレンダーを配布。 韓国のLCCの代表格とも言える「チェジュ航空」は、新規会員登録でオリジナルのエコバッグやステーショナリーをプレゼントしていました。 そして、こちらも韓国のLCCである「ジンエアー」。2023年9月には中部国際空港に新規就航し、名古屋(中部国際空港)とソウル(仁川空港)を結んでいます。アクセスしやすい第1ターミナル発着なのも魅力。20~30代の女性を中心に注目されている航空会社です。もちろん、東京や大阪、福岡をはじめ、他のエリアからも運行していますよ。 ■あのドラマのロケ地も!?自治体ブースで観光情報をゲット そして、気になる観光情報がゲットできる自治体のブースもチェック! 本イベントの主催でもある「韓国観光公社」は、公式Xアカウントフォローでマスクパックをプレゼント。多彩なガイドブックも配布していましたよ。 人気K-POPグループのメンバーの出身地であることでも知られる釜山(プサン)広域市は、人気の観光都市。港町・リゾート地という印象が強いかもしれませんが、コロナ禍後は特に都市化が進んでいるのだとか。海や山などの自然と高層ビルなどが調和する、素晴らしい都市です。ブースでは、そんな釜山の魅力がわかるガイドブックを配布していました。 釜山の多大浦(タデポ)海水浴場は、ステージイベントのスペシャルゲストであるナ・イヌさん出演の韓国ドラマ『私の夫と結婚して』のロケ地です。 この地だからこそ味わえるグルメも人気で、その代表格がテジクッパです。豚肉の各部位を煮込んだスープにご飯と肉を入れた郷土料理で、こちらも『私の夫と結婚して』に登場。ナ・イヌさん演じるユ・ジヒョク部長と主人公のカン・ジウォンが、ジョングジ(ニラ)入りのテジクッパを食べるシーンがあります。印象的な場面のため、覚えているという人がほとんどでは? また10~3月に旬を迎える蟹は、釜山の冬の味覚。ぜひシーズンに訪れて味わってみてください。 続いて、韓国の北東部に位置する江原(カンウォン)特別自治道。山や海などの自然の宝庫で、2018年には平昌冬季オリンピック&パラリンピックが開催地されました。アンケートに答えるとオリジナルのエコバッグがもらえましたよ。 『ソンジェ背負って走れ』や『トッケビ』、『冬のソナタ』など、様々なドラマやのロケ地であることでも有名です。 道庁所在地の春川(チュンチョン)市は、ソウルから急行列車に乗って約1時間。鶏肉と野菜を甘辛いコチュジャンで炒める料理・タッカルビの発祥の地としても知られています。 ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』や『キング・ザ・ランド』などの数々の名場面が撮影されたチェジュ島のブースや、 ドラマ『ラブレイン』や『キム秘書はいったい、なぜ?』などのロケ地として知られる大邱(テグ)広域市のブースも。K-POPの聖地巡礼で観光に訪れる人も多いのだとか。 これらの航空会社&自治体に加えて、日本でもお馴染みであるブルダックポックンミョンのSAMYANGのブースも発見!SNSフォローでK-パスタ・テングルやブルダック炒め麺、オリジナルグッズがもらえるとあり、行列ができていました。 ■あの名シーンに酔いしれる「韓国ドラマフォトゾーン」 まず出迎えてくれたのは、チャ・ウヌさんの等身大パネル。みなさんパネルだけを撮ったり、一緒に記念撮をしたりと、人気のフォトスポットとなっていました。 そして、『キング・ザ・ランド』や『無人島のディーバ』、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など、人気ドラマの名場面を切り取ったパネルやビッグバナーも展示されていました。 今をときめく『力の強い女カン・ナムスン』のピョン・ウソクも発見! パネルには撮影地の情報も記載されているので、ロケ地巡礼の参考になりますね。 ■ナ・イヌのトークショーやOSTメドレーなど盛りだくさんのステージ 今回のメインイベントであるステージ!広い会場の1~3階までの客席が2,000人の参加者で埋まります。 MCは、韓国エンタメファンにはお馴染みの古家正亨(ふるや まさゆき)さんです。韓国への留学経験があり、なんと15年以上前の2008年に韓国観光名誉広報大使に任命。日本で韓流ブームが巻き起こる前から韓国大衆文化に関わる仕事をしていたこともあり、K-POP及び韓国文化の第一人者として知られています。 今回のイベントでも、縁なし(フレームレス)メガネやバッグにつける手作りの人形など、最新の韓国トレンドについて紹介。これらは、K-POPアイドルが火付け役となっていることが多いのだとか。古家さんは、「韓国のこういった流行を知るためには、K-POPアイドルのSNSをチェックするのが1番と言われています」と教えてくれました。 そしてステージは、主催である韓国観光公社の大阪支社・支社長の金泰潤(キム・テユン)さんの挨拶からスタート。韓国を訪れる外国人観光客は、コロナ禍前に比べて約8割にまで回復しているとの情報が。今後も、より多くの人が訪れることが期待されますね。 ウィットに富んだ祝辞と素敵な笑顔で会場を盛り上げてくれたのは、駐名古屋大韓民国総領事館の総領事・金星秀(キム・ソンス)さん。2023年の韓国からの訪日者数が約695万人、日本からの訪韓者数は約232万人であることを伝えると、「韓国人の方がはるかに多く日本に訪れています(笑)。日本の方々にももっと韓国に訪問していただき、韓流を楽しんでくださるようお願いいたします」と、お話しされました。 イベント終了後はレタスクラブWEB編集部の撮影を皮切りに、多くの人から写真撮影を求められていて、参加者の心をわしづかみにしたようです。(快く撮影にご協力くださった金星秀さん、ありがとうございました!) 続いて、韓国伝統楽器楽団「ARANG (アラン)」による韓国ドラマOST(オリジナル・サウンドトラック)メドレー演奏に。韓国の伝統楽器であるヘグムとカヤグム、そしてピアノで全5曲を披露。スクリーンには名シーンが映し出され、ドラマの世界へと引き込まれました。 そしてついに、ナ・イヌさんのトークショーの時間に!今回は、韓国観光におすすめの地方都市や、その地で食べるべき必食グルメについて話してくれました。 ホテル宿泊券や日韓往復航空券など、豪華なプレゼントが当たるお楽しみ抽選会を終えて、あっという間にイベントは終了の時間を迎えました。 韓国の情報がギュッと詰まったイベントに触れて、今すぐ現地に行きたい!と思った参加者も多かったはず。ここで触れた韓国の魅力はほんの一部。ぜひ実際に足を運んで、あなたがまだ知らない韓国の魅力を満喫してみませんか。 文=松田 支信