衆院選の結果~静岡県内各党の受け止め・分析
衆院選の結果を受け、静岡県内各党の幹部はどのように受け止めや分析をしているのか聞きました。 自民党静岡県連 相坂摂治幹事長: 「政治資金に対しての議論ばかりがつながっているので、日に日に逆風というか自民党に対しての批判の声は強くなっていく選挙だった。我々自民党が擁立する、あるいは進めようとしている政策等について、地域との関係性の再構築が知事選後も含めてできていなかった」
公明党静岡県本部
公明党静岡県本部 早川育子幹事長: 「自公政権に対する可否が問われた選挙戦だった。短期決戦で非常に厳しい選挙戦であるとともに政治とお金の問題が逆風となってかなり厳しい意見をいただいたことも確か。話題がどうしても政治とお金の問題に集中して、政策論争が全くと言っていいほどなされていなかったことも非常に残念」
立憲民主党静岡県連
立憲民主党静岡県連 源馬謙太郎代表: 「私たちが当初から訴えてきた与野党伯仲の状況がまさに県内で作られた。政治とカネの問題についての不信感とかやはりそこはよくないという世論はあった。ただ自民党への逆風とか野党への追い風というような受け止めはしていなくて、むしろ与野党が拮抗する政治を望まれているという声が強かったのではないか」
日本維新の会静岡県総支部
日本維新の会静岡県総支部 山下洸棋幹事長: 「本当に厳しい戦いだった。全国的にも維新は議席減らしたのでこれからはしっかりと足腰を強くしていかなければいけないまだ伊東市に一人しか(地方議員が)いないので身近ではないというところが今回の敗因」
国民民主党静岡県連
国民民主党静岡県連 清水唯史幹事長: 「(4区は)日ごろの活動が今回の結果につながった。前回よりも4万票近く票を増やしたということは皆さまの信任を得たと感じている。最後3日間くらい、街頭演説をやっても皆さんからの声は大きく感じて今回の結果を出せた」
共産党静岡県委員会
共産党静岡県委員会 森大介委員長: 「結果は残念ながら皆さんの期待に応える結果を出せなかった。今の自民党政治、今の政治を変えたいという思いの受け皿になるということは私自身の活動の不十分さもあって、それに応えきれなかったということが反省点」