熱中症を防ごうと、高知市は市内のショッピングモールを民間施設として初めてクーリングシェルターに指定し、7月3日に協定書が締結されました。 3日に高知市役所で、高知市の桑名市長とイオンモール高知の楠本竜二ゼネラルマネージャーがクーリングシェルターに関する協定書を締結しました。 クーリングシェルターとは、環境省の気候変動適応法の改正に伴い、熱中症特別警戒情報が発表された際に開放することが義務付けられた施設です。 さらにイオンモール高知では「高知市涼みどころ」としてのぼりを設置し、常時、通路やフードコートの座席数分にあたる1200人を受け入れ可能としています。 高知市が民間施設とクーリングシェルターに関する協定書を締結するのは初めてで、高知市全体では市役所とオーテピアに続き3か所目です。 高知市で昨年度熱中症で救急搬送された人は156人に上り、今年は6月1日から7月3日午前にかけて26人が救急搬送されています。 イオンモール高知では地域の人々に気軽に利用してもらい、快適に夏を乗り越えてほしいとしています。